日本の布と衣にまつわる想い事を綴ってゆきます。
お蚕様のご縁から琵琶湖を訪れました。
およそ400万年もの長い歴史をもつ
日本最大で最古の湖。
そこには独自の進化をとげた固有の
水生動植物が生息し、
その豊富な水は
古くから人々の暮らしを支えてきました。
そして織物もまた長い歴史があり
独自の進化をとげています。
日本有数の超軟水といわれる
琵琶湖の水で精錬された布は
しっとりとやわらかな風合いに仕上がり
上質な白生地の産地として知られています。
こうして生まれた一枚の布には
その土地の風土や歴史、
そして人々の力が凝縮されているのですね。
そういう背景も衣へ込めて
橋渡しができたらと思います。
精進精進。。
2026年3月13(金)→15(日)
琵琶湖の近くで展覧会をすることになりました。
>>『こしぐれの会』@滋賀・石山
近くの山々で見つけた野蚕の繭たち。
お蚕さんの種類によって食べる葉が異なり、
吐き出す糸の色も違ってくるそうです。
近くで農薬を使っていると
生きられない繊細な生き物。
繭がいるということは、
そこに豊かな環境がまだ残されているということ。
こうして今まで守られてきた
野蚕の住める山を育んでゆきたい。
そして、一枚の布に宿るいのちをいつくしみ、
ずっとお召しいただけるような
衣つくりをしてゆけたらと思います。
いつか、集めた繭から布を織れたらいいですね。。